広島県呉市宝町

2021年02月06日


日本の海岸、湖に戻る
日本の海岸、湖』 歳の関係もあろうが、”戦艦大和”、”戦時中の資料”には強い思い入れがある。
大和ミュージアム
  海軍、海軍工廠のまちとして、戦後は、瀬戸内海有数の臨海工業都市として発展した呉市にある博物館。呉の歴史とその近代化の礎となった各種の科学技術を紹介しており、歴史を未来へ語り継いでいる。館内には、「呉の歴史」展示室、大型資料展示室、「船をつくる技術」展示室、「未来へ」展示室があり、実験工作室やライブラリー、ミュージアムショップなどもある。1階には、10分の1戦艦「大和」が展示され、屋外の大和波止場には戦艦大和の大きさが実感できるデッキがある。4階テラスからは呉の港が一望できる。
大和ミュージアム
  入場料は資料館と合せると800円となるが、クソ高い美術館と比べると、見るべきものはたっぷりとあり、全ての資料に目を通していると、半日は終わってしまいそうだ。
今回の散策時間は2時間だった。
  この後に名城巡りを予定していたので急ぎ足で廻って、海軍カレーでお昼にして、所要時間は2時間だったので、資料、文献にゆっくりと目を通すと3時間以上は掛かると思う。
その間は退屈することなく、色々な知識が得られるだろう。
てつのくじら館
  後から知ったことであるが、”てつのくじら”は ”海上自衛隊呉資料館の一部であり、
”てつのくじら館”として内部に入ることが出来るらしい。 入場料金はどこにも書いていないので、入場は無料かも知れない。 入っておけば良かった。
大和ミュージアム
  広島呉市にある ”大和ミュージアム”に行きたくなり、予定を立てている時にブラタモリの番組で ”呉市”の歴史の放映があり、増々 ”大和ミュージアム”に行きたくなった。  ”戦艦大和”は戦前、戦後生まれの者にとっては、誰でも知っている世界一の戦艦であるが、建造後4年にして米軍により沈められた事実をしるものは少ない。

呉市海事歴史科学館
呉市のフェリー乗り場近くに ”大和ミュージアム”がある。
市道沿いにどーんと置かれている ”てつのくじら館”は一際目立っていた。
これは本物の ”潜水艦”で全長76m、巾10m、重さ2,250tあるらしい。
戦艦 ”陸奥”に搭載されていた41センチ主砲身。
”大和ミュージアム”の横に置かれていた本物の ”スクリュー”
手前側には本物の ”かじ”も展示されていた。
呉画像をクリックすれば少し拡大します。
戦艦 ”陸奥”に搭載されていた41センチ主砲身は、
”陸奥”建設当時は世界最大の戦艦砲だったらしい。
”大和ミュージアム”の正面入り口。 入場料は大人500円であったが、
資料館入場料金としてプラス300円取られた。
吹き抜けのメイン展示室には実物の1/10の ”戦艦大和”が展示されていた。
これを周囲から、2階からも3階からも眺めることが出来た。
展示資料は膨大な量であり、いちいち読んでいると、
いくら時間があっても足らないだろう。
巡洋戦艦 ”金剛”の ”ヤーロー式ボイラー”の実物らしい。
コロナ禍の影響だろうが、土曜日なのに入所者数は少なく、ゆっくり廻ることが出来た。
今回失敗したのは 解説板の写真を撮らなかったので、船名が判らなくなってしまった。
空母だと言うのは判るが、船名が判らない。
この艦艇は一等巡洋艦 ”最上”と読め取れた。
左、局地戦闘機 ”紫電改”と、右、艦上爆撃機 ”彗星”と読み取れた。
左、1式1号飛行艇、右、89式飛行艇と読み取れた。
解説用モニターには ”長門”の文字が表示されてた。
解説板の文字は読め取れなかった。
上、伊号52潜水艦、下、伊号第400潜水艦と読み取れた。
飛行機を3機搭載出来て ”海底空母”と呼ばれていたらしい。
子供の頃に、この潜水艦に感激したことを覚えている。
戦後まもなくの呉市の風景だろうか。 一家でビデオに見入っていた。
広島が地元のマツダの古い ”三輪トラック”が展示されていた。
このタイプより新しい ”マツダ オート三輪”は、無断で乗って走ったことがある。
マツダのオート三輪、ダイハツのミゼットは、急カーブでよく転倒していた。
展示室を廻って ”戦艦大和”の後ろ側に出る。
現在においても ”戦艦大和”より大きな戦艦はないらしい。
後ろ側から見た ”戦艦大和”
斜め後ろから見た ”戦艦大和”
実物は造船後、たった4年で沈没されたのは寂しい話しである。
これは ”戦艦大和”のプラモデル。 売店で10万幾らかで組立キットが売っていた。
これは ”魚雷”であろうが、アングルに入り切らなかった。
人間魚雷 ”回天”の試作機実物らしい。
これも人間魚雷 ”回天”の試作機らしいが、人が入れない様なスリムになっている。
床面には設計図が書かれている様であるが、気が付かなかった。
魚雷には必要な ”二重反転プロペラ” これでないと機体が廻ってしまう。
推進効率が高いので今では船外機にも使われている。
これが潜航する ”棺桶”なのか。
これは本物なのだろうか? ”零戦62型機”
各種の砲弾も展示されていた。
先々週に加西市の ”紫電改”の実物モデル展示場で勉強した、
星型エンジンも大々的に展示してあったので、再度、お勉強をする。
エンジンバルブはプッシュロッドで作動しているのか?
海中に浮遊するクラゲの様で、何がどうなっているか判らない星型エンジン。
星型7気筒、並列14気筒のクランクシャフトとコンロッド、ピストン。
これは上写真と同じエンジンの様だ。
直列4気筒とW型3気筒エンジンの図面が展示してあった。 既にオーバーヘッドバルブにはなっていたんだ。
60°V型8気筒エンジン。 相当なロングストロークエンジンに思えた。
3階の廻り廊下から見た ”戦艦大和”の上面部。
1階のフロアーに下りて、”戦艦大和”とお別れする。